意気揚々と、まさおの部屋の大掃除に取りかかる半端の面々。 しかし、そこは想像を絶する異空間であり、 まさお以外の人間はガチで生活できない凄まじい状況となっていた。 まずは、まさおの部屋を体験した渡辺さんの手記から、 この部屋の状況をご想像ください。

＜渡辺による手記＞

臭い。マジで臭い。

まさおの体臭と腐敗臭。そしてなぜか畑の匂い。
畑の匂い？　と匂いのする場所を掃除したらなぜか土が……。

どうやら本が腐敗して土に帰ったらしいのだ。
土の中には多数の虫。土があれば自然は帰ってくるんだよ！　感動！

そして、なにげなく出てくる包丁。
台所が汚れて使えないので部屋の真ん中で自炊していたとのこと。アホすぎる。

さらにこれでもかと茶色に変色した布団。
引きずりだした瞬間、物凄いまさお臭とカビの匂いが……。
最低でも６年は干していないとのこと。汚ねぇ。

そして台所、トイレ、部屋、玄関と場所を選ばすに散乱するエロゲーとゴキブリの卵。
蛆虫の抜け殻が大量についたひからびたジャンクフード。
米びつには虫の群れ（しかもその米を昨日まで食っていたという狂気）。

地域のゴミとしか思えないゴミの量。どうして一部屋からこんなにゴミが出るんだ？
あまりにの事態に最初は楽しくやる気だった全員のテンションだだ下がり。

「おえ、ぼぇ、ぐえっ！」

えづく音だけがこだまする地獄。
崩壊寸前の前線かここは？　こんなに不快な撮影は今までなかったよ！　
というかここ数年で一番不快だよ！　読んでいるだけで嫌な気分になったでしょう？

こういう汚い自慢をするとオレの部屋の方が汚いぜって人が出てくる思うが、
この部屋より汚いことを自慢する精神構造が僕には理解できないし、
本当にこれより汚いんだったら死んだ方がいいと思う、
マジで、というか普通に。

…と、このように、ギャグですませるつもりが あまりの部屋の惨状に、単なる掃除という枠を超えた 地獄が始まったのでした。 ※以下は写真付きでお楽しみください

部屋のサッシを開けた瞬間に絶句するO-Showさん。




これが炊事場？
エロゲのパッケージが水場にあるんですが




ゴミ袋を縛るだけで臭いが充満します




正体不明のアルミ製の物体
（後に椅子らしいと判明）




掃除が進めば進む程悪臭が増す悲劇




一時間頑張ってこれ




布団を引っ張り出す渡辺さん。

表情が曇ります。




二階に干しました。

（でも結局捨てたらしい）




地層の奥底からワンダースワンを発見。




特に悪臭のひどかった台所を誰が掃除するかのジャンケン





負けて本気でガックリするO-Showさん

（結局えづいてしまい掃除不可能に）




そして二時間後。

この時点で、全面的な掃除はあきらめました。

とまあ、そんなこんなでまさおの部屋掃除は 『ひとまず』終了しました。 掃除に関わった皆様、本当にお疲れ様でした。 あと、まさおは漏電とかだけはホントに気を付けてね…。