何も言えなくて、夏!
『indigo』をようやく完成させるに至り、調子に乗っていつものアレを
公開させて頂きました!露出!

マスターアップ直後の疲労とゲーム制作中の本業を引きずりながら、
今回もまた、聖地相模大野にて不審者展示会を開催!
無事、通報される事も無く今回もアップに成功致しました。

なにしろ今回は久しぶりに大手を振って参加出来る新作の夏!
いやあ、完成って本当にいいですね!
(長期の開発で何かを失った灰色の目をギラつかせながら)



これまでのまさおの活躍をサラッと紹介しつつ、
今回の頒布物をガツンと紹介致します!


〜ちゃんと頒布するもの〜




『Indigo』

(3000円)

ああ…やっと頒布出来る…。
デジクラフト(プレス会社)さんに何度も謝罪電話をしたり、
作りかけてたパッケージを修正したり、
予算の組み直しをしたりしたりする作業から開放されるんだ…。

という個人的な感慨はさておき、
4年作ってた『Indigo』をやっとの事で頒布する事が出来ました。
シナリオ文量は結果的に4M近くなりまして、
かなり長く遊んで頂ける作品となりました。

そんなに長かったらやるのウザいなーとお思いの方、
今回は空の上のおもちゃの時と同じように、
シナリオを小ブロックに分けた形で読めるようにしておりますので、
今日はここまで、明日はここまで、と読む事も可能です。
ぜひ、お忙しい方もお手にとって頂けますと幸いです。

クソッ、やっと出来たっての!オラッ!






『冬は幻の鏡』
HMS-001
(無料配布・若干数)
※18歳以上の方のみの頒布となっております



そしてこれは今回のある意味目玉なのですが、
当サークルの第一弾作品、『冬は幻の鏡』を、
フリーソフト化する事に致しました。

理由としては、今回の『Indigo』において、
『冬は幻の鏡』と共通する世界観の描写が複数含まれており、
更に作品を楽しもうと思われる方への配慮として、
出来るだけプレイしやすい状況を提供する事にした次第です。
コミケの前日、12日夜ぐらいを目処に、
サーバに『冬は幻の鏡』フルデータを
アップロードする予定です。


で、それと合わせまして、現在、若干パッケージ版が余っておりますので、
2日目に『Indigo』を購入された方から先着希望順で、
『冬は幻の鏡』パッケージ版を
無料でお配りしようと思います。

今見たら100枚強はあるみたいですね。
ご興味をお持ちの方はお気軽にお声をかけてください。
既に持っている、という方はご遠慮頂けますと幸いです。

注意事項が2つあります。
まず一つ目、なんだかんだ言って7年前のゲームなので、
グラフィック面でのクオリティは少々見劣り致します。
当時ですら絵に難が…とよく言われましたが(笑)、
先程確認したら本気で作り直したくなった程なので
あくまでもフリーだから、という認識でお願い致します。

もう一つ、これが一番重要なのですが、
『冬は幻の鏡』は18歳未満の方にはプレイ出来ない内容を含んでおります。
なので、条件に満たない方はダウンロード、及び頒布の際に
希望されませんよう、何卒宜しくお願い致します。
(※頒布当日も、年齢確認をさせて頂く場合がございます)

なお、『Indigo』につきましては全年齢作品ですので、
どうぞ安心してご購入くださいませ。





あと、そらちゃの在庫やその他諸々、
気がついたら持って行こうと思いますので、
半端のゲーム・サントラなどで気になる物がございましたら、
ぜひチェック頂ければ幸いです!

それでは、お待たせしました。1年ぶりの竹本まさお、
今回は最強のライバルの登場です!





























〜いつものやつ〜








時は西暦、2010年 夏、

神奈川県相模原市某所…


渡辺「うおおおおおっ!
まさお!まさお!ついに『Indigo』が完成したぜぇ!」








今回、全年齢だからという理由で、
手伝うのを断固拒否していたまさおだが、
完成くらいは喜んでくれるはず!





にこやかに渡辺が向かうと、
そこには憤怒の形相のまさおが!





渡辺「どっ、どうしたっていうんだい、まさおよ!」
まさお「ふぬおおおおおおっ! おうおうおうおうおう!」

こちらの問いかけに、獣のような鼻息を噴射するのみ! 
まったく会話が成立しない!



近所迷惑にならない場所まで強引に引きずり出し、
飴や蜂蜜を与えつつ、何をそんなに憤っているのか聞き出す。



竹本「……V林田ッス」



渡辺「今日はV林田さんが『Indigo』が完成祝いに遊びに来る予定だがそれが……」
竹本「あの野郎はいじられ方、俺と似てるんッスよぉ!」
渡辺「いっ、言われてみれば!」

V林田とは…

ボードゲーム愛好会『戦慄のマッド軍団』の一員であり、
周辺のライター・編集者・作家・一般人からオモチャアイドルとして愛されている男である。
百合愛好家である事を除けば一般人であるはずなのに、本人の顔を模したイラスト付きTシャツやトートバッグまで作られる悪ノリ振りに、近年ごく一部でその生き様に注目が集まっている。
立場的には竹本まさおとほぼ同じであり、好事家達の間では、いつか彼ら同士の間で争いが起こるはずと、当人達には非常に迷惑極まりない妄想が繰り広げられていたらしい。

竹本「ネット界に雄のアイドル、雄ドルは一人しかいらねぇんッス!」
渡辺「たっ、確かに!」
そんな特異な野郎が二人もいるのは迷惑至極! 
ネット社会の平和を保つためにも一人は淘汰されるべき!



竹本「俺の愛でぶっ潰してやるんッス!」
今日のためにに自費で買った『愛』の作務衣を羽織る竹本。今までにない、本気の証!



渡辺「ふっ、二人が入り! 出るのは一人! 二人が入り! 出るのは一人! 
テメェの気持ちはよーくわかった! 完全なガチンコファイトでV林田をぶっ潰せ!」
竹本「ふおおおおおおぉぉっ!」
戦国時代と銀河英雄伝説の話をする時よりもマジな眼で竹本が歩き出す! 
(まさおは普段無気力だが、戦国時代と銀英伝の話をするとテンションが上がる)
今日はガチだ!











 



臨戦態勢で駅に向かう二人!



渡辺「アレだっ!」



来たッ!!!
改札からこちらに向かってくる一匹の雄!



あの明らかに尋常じゃない、正気を疑うことしかできないファッションの男! 
アレこそ間違いなく、V林田ッ!



竹本を見つけるなり、
V林田「てめぇの存在、邪魔だなぁ、あんっ?」
一流は一流を知るぅうぅッ!



一瞬で竹本くんの意図を理解したV林田ッ!
ガンのつけあい飛ばしあい!



眼をそらした方が死ぬ! 
という一触即発のまま一気に公園へ雪崩れ込む!


















公園でにらみ合う二人ッ!
もはや何事かが起こらない方が不自然な緊張感!
板垣風に風景が歪んで見える!



渡辺「二人には知力体力を競い合ってもらう」
そう宣言する渡辺を見ようともしない二人。
闘争心の奔流に翻弄され、発情しきった二人には互いの顔しか見えないッ!


竹本まさお VS V林田 ガチンコ勝負


【第一戦:バーリトゥード相撲】



渡辺「一番勝負はバーリトゥード相撲! 
押し出しはなく、どちらかが投げられるまで続く!」
竹本「……ッ!」
V林田「……ヌッ!」
渡辺「いくぞっ! はっけよ〜い、のこった!」



雄の肉と肉が激しくぶつかり合うッ!





戦況は開始直後から一進一退の膠着状態に!



年齢からは想像出来ない程のガチ相撲が繰り広げられる!



執拗に竹本の足を狙うV林田。



しかし強引を腕をかち上げた竹本の下手投げもどきが火を吹く!



竹本「うおおおおおおぉぉぉぉっ!」

V林田が吹っ飛ばされる!



勝利のディスプレイに身を振るわせる竹本!



一方、誰がどう見ても子孫を残せなさそうな敗者のディスプレイを続けるV林田。



無残なりッ!

竹本まさお 1−0 V林田





【第二戦:棒引き】

渡辺「続いて棒引き!」
竹本「……カッ」
V林田「……グッ」



渡辺「このラインを踏み越えたら負けッ!両者ともいいな!」



共に向かい合うも、勝利に喜ぶまさおに比べ、
敗戦のショックと外出慣れしていないVのモチベーションの差は歴然だった!



渡辺「ハジメッ!」



竹本「ぬおおおおおおっ!」



V林田「ひはぁぁ〜!」



秒殺ッ!



竹本の圧勝!

竹本まさお 2−0 V林田






この二番勝負でV林田の体力はすでに限界ッ!



【第三戦:創作グリコジャンケン】

階段登りの友、昔懐かしいグリコジャンケンを、
自らのアレンジで考えたワードにより登る事が出来るという
知力・体力両面を試される対決…だったのだがッ!






この時既にVの体力は相当なまでに落ち込んでおり、
ジャンケンにおいてチョキのみ連発し、連敗するという地獄展開に突入!
しかもそのチョキ連発の理由が、
『朝鮮民主主義人民共和国で一発逆転を狙った』
と判明、色々と危うくなってきたのでここでジャッジが介入!

炎天下にV林田をさらすのは、熱中症の患者をサウナにぶち込むくらい危険ッ!
「こういう企画をやってて人が死にました……」などと警察で説明するのはあまりに面倒!
場所を室内へと変えるッ!

渡辺「グリコジャンケンは両者痛み分けじゃあ〜!!
引き続いて、室内においての知力勝負じゃあ〜!!」


竹本まさお 2−0(1分け) V林田





渡辺「続いて知力勝負ッ!」
竹本「はっは〜ん。すでにニ連勝ッスからね。楽勝ッス」
V林田「……ッ」
勝利を確信した竹本の余裕の笑み。
しかし、V林田は挑発に乗らない!
口の中で『咲-Saki-』のキャラ名を呟き続けて冷静さを保つ。さすが大卒!




【第四戦:絵心対決】






V林田「うォォォっ!!!」
いきなり精神を破壊しかねない対決内容に頭を抱えるV!
対してまさおは何も考えていないのか、相変わらず
村上春樹そっくりな顔をにこやかにして余裕!


渡辺「絵心勝負一番、月宮あゆ!」

オタクならば誰もが知っている古典的有名キャラを
二人がどう記憶しているのか勝負だッ!



両者一斉に掲示!!



V林田あゆ



竹本まさおあゆ



V林田の圧勝! 
V林田「ダッフルコートの描きかたあってますかね?」
と周囲に聞くほどの余裕! 
一方の竹本はダッフルコートとかそういう問題でさぇねぇ! 
っていうか「月宮あゆって誰でしたっけ?」と描く前に周囲に聞く状態。
テメー本当にエロゲーキングか?







渡辺「絵心勝負二番、理想の触手!」



触手については並々ならぬこだわりを持つ二人! 果たしてその理想とは?!



V林田「えっとですね。まず最低八本は必要なんですよ。
この太い吸盤のついた触手で女の子の手を捕まえて、
んで顔と股間にですね、最低でも……(以下略)」



渡辺「……で、竹本のそれはなんだ? 説明してくれ」
平行植物のようなブツを見せ付けたまま、ぶすっ、と沈黙を続ける竹本。
竹本「説明なんか必要ないッス」
なんでそんなところで不必要なハードボイルド精神を発揮すんだよ!

再びV林田の勝利!
というわけで絵心対決は
V林田の勝ち!


竹本まさお 2−1(1分け) V林田





【第四戦:詩心対決】






渡辺「続いて詩心対決! 『ドキドキが止まらないよ』をテーマに詩を作ってもらうぅ!」



本気で嫌な顔をする二人に角砂糖を与えて勝負を続行ッ!




※まさおの詩は画像がどっか行った上につまらなかったので割愛します。

……わっ、悪い意味で甲乙つけがたい! どっちでもいい!
その場にいた人々の判定4対3の僅差でV林田の勝ち!





竹本まさお 2−2(1分け) V林田








【第四戦:大喜利対決】



渡辺「最終勝負! 大喜利!」


それを聞いた瞬間、どこからともなく鎖鎌を取り出すV林田!
やっ、奴は本気だッ!
っていうか、そんなもんを紙袋にぶちこんだだけで
電車に乗ってここまで来た行為自体が本気だ! 
侮れぬ男よ!



渡辺「お題その1『こんなライトノベルは嫌だ』」
V林田「うオォォォおぉぉおぉぉぉおぉぉぉぉぉん!」




何かトラウマを刺激されたの悶えるV林田。
残念ながらそのオモシロ理由をここで書くわけにはいかないのだが…。


とある素晴らしい自虐回答により、
V林田の圧勝!





渡辺「お題その2『iPodの新しい機能は?』」



V林田「HOW TO SEX」



竹本「でんわ」


シンプルな答えで竹本の勝利!

渡辺「お題その3『お尻にささってるのは?』」



V林田「苗」



竹本「チラシ」

再びシンプルな答えで竹本の怒涛ニ連勝!




渡辺「最終問題『新しいプリキュアのタイトルは?』」



竹本「聖プリキュア伝」

V林田「古代プリキュア文明」





V林田の勝利!


大喜利対決
竹本まさお 2−2 V林田

渡辺「大喜利対決、引き分け! ん? 待てよ……。ってことは二勝ニ負一分でこの勝負引き分け?!」

完全決着ルールだったのだが
「V林田が炭酸を飲めないためコーラ一気飲み対決中止」
「竹本くんのやる気がなさすぎるためグリコ対決中止」
などの見えざる神の手によって、このような結果に!

八百長一切ナシのガチンコ勝負の結果が引き分けとは、これが世界の選択かっ!
両雄並び立て、との神の声か?!

これ以上続けると二人の全内臓が破裂するか、
頭から血を吹いて死ぬかの結果しかないと渡辺が判断。
渡辺「この勝負、引き分け!」

 



そう宣言した瞬間いきり立つ二人!



竹本くんが手にした棒にV林田の鎖鎌が絡みつく!

竹本「これで終わりだと思われたら困るんッスけどね」
V林田「あー、上等だよ、もち肌野郎! 次は全面戦争だ! 冬を待っとけ!」


互いの襟首をひねる二人!



竹本「死ね、童貞」
V林田「テメーが死ね、素人童貞」

鎖鎌で威嚇しながら帰宅するV林田!
それを執拗に罵る竹本まさお!

この勝負、冬に持ち越されてしまうのか?
それとも冬になったら誰も覚えてないのか?
よくわからんが、最大のライバル出現に竹本の人生が大きくうねり出す!
だだ一つ間違いないのは、次の勝負で確実にどちらかが死ぬ!
人が死ぬとこ見たい奴は
今から震えて冬を待て!






















すみません。

長々と完成まで引っ張ったIndigoの後で、
こんな悪ふざけ企画をいつもの通りやらかしてしまって申し訳ありません。
しかしこんな企画でもコミケ前の風物詩として喜んで頂けるのですから、
なんかこう、無事に一回休みだけで復活出来たのは非常に喜ばしい限りです。

今回の企画において、なんとも迷惑極まりないお願いを
快くお引き受け下さったV林田さん、ありがとうございました!
この日初対面のよくわからない30男と草相撲をとらされるという
カオス過ぎる経験をさせてしまったわけですが、
今後の人生に深い禍根とならない事を祈るばかりです。

V林田日記

前述の『戦慄のマッド軍団』の遊びでは、
鹿の剥製を誕生日にプレゼントされたりと、
半端顔負けの楽しい嫌がらせが行われているようです。詳しくは日記を。

で、今回のグッズなのですが、
折角ご紹介頂いたという事でこちらとさせて頂きました。







V林田トートバッグ
HMSBAG-001


◆トートバッグです。笑えるぐらい出来は素晴らしいです。
randam_butterさんで制作されました
今回のグッズ提供、ありがとうございました!
◆二人のサインが入っております。


※現品限り



実際、出来の良さがそのままギャグなのかと思うぐらい、
デザイン、品物共に良い物となっております。
元ネタ知らなければ普通に使えるなあこれってぐらいで。




そして気になるお値段は…?

価格:1000円

理由:頂き物なので


というわけで、今回もまさお企画は
グダグダなまま終わりを迎えたのでありました。

この引きだと次回冬も対決となりそうですが、
どうも年越しでこの企画をやろうかとか
危ない話も出てきておりますので、
また追って皆様にはご報告出来ればと思います。
どれだけ需要があるのかはわかりませんがw


ではでは、ひとまずはコミケ2日目、
東地区 Z−31aでお会いしましょう!
今度こそ本物のIndigo持って行きますよ!



おまけ壁紙







end

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