犬と散歩がしたい! できれば
ちょっと生意気だけど照れ屋の女の子と!
あー、そんなこと書いてたら唐突に思い出した!
高校生の頃、高校の近くに住んでる小学生の女の子に
なぜかなつかれて、当時はそれがちょっと
ウザくて避けてたりしてた!
バスケ部の練習を終えて誰もいない放課後の教室で、
疲れて、ぼぅ、としていたら、その小学生に校門から、
「渡辺ぇ〜出てきてぇ〜」と叫ばれたりしてた。
なんか面倒だったからその時は放置したんだが、
あれってかなり可愛そうなことをしてしまったな……って、
それなんてエロゲー? っていうかマジだから
僕、けっこう凄い体験してんな! 憧れるぜ!
全然関係ないことを長々と書いちまったぜ!
作中にでてくる詩が自動的に流れていくので
なんて書いてあるのか気になる、という人が
いるようなので全文のっけておきます。
ややネタバレかもしれないので未プレイの人は
読まない方がいいかもな!
んじゃ、また!
一応、少しあけてから、
……まだ外に、月が聞くと言わるるから
出直して、別の談話をする気になった
小児がある
月の夜路に深山路(みやまじ)かけて
知らない他国に彷徨うことはまた、来る年の首途(かどで)にしよう
青ぞらにとけのこる月は
細いこと
つむいだ糸より
細いこと
やさしく天に咽喉を鳴らし
もいちど散乱のひかりを呑む
月は水銀を塗られたでこぼこの噴火口からできてゐる
くさつた波止場の月に吠えてゐる
たましひが耳をすますと
陰気くさい声をして
黄いろい娘たちが合唱してゐる
合唱してゐる
時に月の光煌々たり
わたしは お庭へ
捨てられて
夜昼 ひとりで
泣きました
どなたも 迎ひに
来てくれず
捨てらればなしに
なりました
時に月の光煌々たり
今夜の月は支那の役者
はかなげに滅入れば、また
何時も何時も君を憶ふ
青黒さがすきとほるまでかなしいのです
生きての後ののちの身は
何にならんと君は思ふ
そして一そうかなしくなるのです
死ぬといふいまごろになつて
幾時代かがありまして
茶色い戦争ありました
幾時代かがありまして
冬は疾風吹きました
月は水銀 後夜の喪主
……まだ外に、月が聞くと言わるるから