2004/09/30 (木)

紙の暴力(木緒)

更新するネタを探して幾千里。
今日は台本をネタにしようと思います。

今回、そらちゃでは半端マニアソフト史上初の(と言っても
二作目ですが)、ボイス有りのゲームに挑戦と相成りました。
と言ったはいいですが、なんせほぼ全員ズブの素人で、声優さんを
どうやって呼んだらいいのか、さっぱりわからないわけで、
そりゃもう、方々に声をかけていろいろと慣れないながらも準備を
したわけです。

その中でも特に苦心したのが台本。
出力し始めてようやく気づいたのですが、普通の量のノベルゲー
を台本として出力しようと思ったら、えらい事なのですね。

で、出力したらこんな量になりました。

 

2週間ぶりぐらいに改めて見ましたが、相変わらず脳が
溶け出そうなブ厚さです。でもこれも、一般商用作品と
比べると、大した事のない量だそうで。

大人の世界は恐ろしいわっ。

 

台本の中身ですが、声優さんの台詞部分はこうやって字を
大きくしたりするのですね。つまり、声優さんの数だけ
台本が必要になるわけで、しかも部分だけで読むとさっぱり
わからない『そらちゃ』では、抜粋台本(台詞だけをピック
アップしたもの)だとダメなわけで、結論を言うと、この
厚さのものを3セット用意しないといけないわけです。

まあでも、この厚さのものを読み込んでチェックを入れて、
何度も練習してくださる声優さんの労力に比べると、大した
事もないように思います。そう思うぐらい、当日見た声優さんの
チェック台本は、蛍光ペンと付箋で埋め尽くされておりました。

何だかんだ言いながらも、次作もぜひともボイス有りでやりたい
ものですね、って今からそんな話しちゃいかんか。

 

おまけ。

既刊の半端マニア全巻とほぼ同じ厚さでした(笑)。
手元にある方はご確認を。