こんばんは!今年もパッとするニュースの無かった半端マニアソフトの時間です!
毎度コミケの前になると俄然元気になり、
コミケが終了した途端に燃え尽きるというある種同人サークルとしては
正しくも明らかにエネルギーの使い方を間違っている当サークルですが、
今回もそんな正論は全く気にすることなく、大半が30代となり全身にガタのきた状態ながら
バカの大運動会を真冬に開催してやりますよ!乞うご期待!
(目が笑っていない空疎な笑顔で)
さあ、おさらいも終わったところで、今回もガツンと参りましょうか!
半端マニアソフト次回作:『Indigo』
第二次体験版
(100円)
夏コミに発表致しました『Indigo』の第二次体験版となります。
今回はやや制作の遅れから、
あまり大幅な更新には至ってないのが申し訳ない限りですが、
メイン級のもう1人のヒロイン、『小野瀬霧』を中心に、
現在までに判明しているキャラの紹介や、
渡辺さんによるゲーム世界の説明なんかも入る予定です。
新規BGMなんかも入っておりますので、
よろしければお手にとってくださいませー。
あと、いつものこちらも。
冬は幻の鏡 HMS-001 (2,000円) |
空の上のおもちゃ HMS-002 (2,500円) |
コミックデイズH HMS-003 (1,500円) |
いつもの不良在庫、「冬は幻の鏡」「空の上のおもちゃ」「コミックデイズH」と
「空の上のおもちゃサントラ」(1,000円)、「コミックデイズ・H土下座地獄サントラ」(500円)も持っていきますので、
買い逃している方はこの機会にどうぞ!
(そらちゃはお陰様で
本当に在庫僅少となって参りましたのでぜひ!)
それではいよいよ、今回の変な物の紹介に参りたいと思います。
この間のコミケで、『企画だけは今まで見てたけど、前の冬コミでゲーム買ったら意外な程
ちゃんとしててビックリした。こっちはギャグじゃないんですね』と、あるユーザーさんに言われました。
うちは一体何のサークルになってきているのでしょうか。
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時は西暦、2007年 冬、
神奈川県相模原市某所…
渡辺「わっはははっ、春が来るまでは冬ッ!
ブリになるまではメジロ! 可愛いのう、可愛いのう〜」
充実した冬を迎え、なお一層独裁政治に拍車のかかる渡辺僚一。
いつもの如く無茶な指定をスタッフに下していたが、
ある日緊急スタッフ会議(集まるのは2人ぐらい)を招集すると、犬を愛でながら
重大発表があると言い放った!
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どんなプレイでも受け入れる(投げたボールを持ってくる、
よしと言うまでエサを食べない、室内で糞尿はしない、など)
ナチュラル・ボーン・ビッチ(生まれつきの牝犬)を膝に抱きながら、
ご満悦の渡辺から重大発表だッ!
渡辺「エロシーンをたくさん書きすぎて、
最近、脇の下が痴女の股の根みたいな匂いがする!
このままでは俺の体が危うい。だから今回はコイツだッ!」
渡辺「月姫はもう古い!
これからはひぐらしの時代じゃあっ〜」
※注:弱小サークルの妄言ですので、暖かい心で見守って頂けると幸いです。
O-Show「Oh! ファンタステック三文字! ゼンネンレイですネー!」
渡辺「せや、最近、そういうのがはやっとるらしいやないか。
全年齢っちゅうのにしといたらエロシーンがなくてもええねん。
しかも5歳児にも50歳児にも売ってええねん!」
O-Show「Oh! マージですカーァ」
渡辺「これでエロシーンの声取りの時に、
生で物凄いエロい声を聞いてるのに冷静な顔で、
『もうちょっとハァハァ言ってくださーい』とか声優さんに言う
異常事態に遭遇せんでもいいんだよ!」
O-Show「それは精神的に楽デース」
一日をサムライ(CSの格闘チャンネル)を観て過ごすのみという
ただれた日常を送る渡辺にとって、この決断は
まさしく英断と言えた!
O-Showもただ平伏して拝み倒すばかり。
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渡辺「ぐわっはっは、全年齢にすれば腰痛も治り
カネも入って何もかも思うがままじゃ〜」
ご満悦と言った表情の渡辺。
しかしそんな渡辺に、O-Showが驚きの声を浴びせる。
O-Show「NO!
ゼンネンレイはエヌオー!」
突如顔を上げたO-Showが、
性器の本当の使い方に始めて気づいた時のようにいきりたつ。
O-Show「イケマセーン、このままではワレワレは
とんでもないウラギリをしてシマイマース」
渡辺「んあ?」
意味がわからないといった顔の渡辺に、
O-Showが胸元から一枚の資料を取り出す。
O-Show「この男をオワスレですか、ワタナベサーン」
そこには…。
数々の逸話を我々にもたらしてくれたエロゲーキング、
竹本まさおの姿があった!
O-Show「ゼンネンレイだったら、この男の存在意義はアリマセーン!」
渡辺「うッ!」
O-Show「エロゲーキングがいるゼンネンレイゲームなんて
存在自体がウソですネー。私の国(パンゲア)では
そんなの通用しないデスねー」
確かに、この男の役職は『エロゲーキング』。
全年齢を謳い、今後はきれいなサークル(笑)になろうとする我々にとって、
今その存在が邪魔になろうとしていた!
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渡辺「う〜ん、どないしたらええんや、
このままやったら、わしら今まで通りエロのままやないか、
客も減ってばかりやないか、
どないしたらええんや…」
急所を突かれ苦悩する渡辺。牝犬も心なしか苦悩の顔だ。
サークルが大きくなるに連れ、
出てくる問題の一つがメンバーの入れ替え。
過去より奇跡的にほぼ同メンバーでやって来た半マニにも、
ついに血で血を洗う淘汰の時期が訪れようとしていた。
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しばし後、渡辺の目に急に光が灯った!
渡辺「そ、そうだ、糞のような男(竹本まさお)を
エロゲーキングの座から引きずり下ろせばいいにょろよ、
そうすりゃキレイなサークルになるにょろよ」
こうして、渡辺の短絡的な思考により、
まさおの身にわかりやすい危機が迫ることとなった!
<数日後>
夏草や兵どもが夢の跡。
浪花のことは夢のまた夢。
祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。
ロックンロール!
相模原市某所、まさお邸。
あれ程大勢の人が悪臭に耐え、
リアルに半死状態になりながら掃除をした竹本部屋は、
唖然とするほど短期間で元通りとなり、
冬とは思えない悪臭を漂わせていた!
その中でエロゲにいそしむまさお。
年末のリリースラッシュに颯爽とNG恋で参戦し、
ナギ●のをスルーした糞野郎である。
木緒の目の前で『まあ、予約しませんでしたけどね』とほざいたまさおは、
安穏と○戸マジックに浸かりきっていた!
まさお「うーん、やっぱり美都子はいいなあ〜」
ゲーム中のキャラへ過分に没入したまさおは、やおら服を脱ぎ始めた!
まさお「よお〜し、今日もダイブインして
オープンコンバットしちゃうぞぉ〜
」
某社に激怒されそうな単語を連発しながら、半裸になるまさお。
そのまま、自らの裸体を画面に入れようとする!
まさお「ぎゅいーん、バル●スカーイ!あ、あれ…?」
当然の如く画面から弾かれるまさお。
まさお「あれ、昨日は入れたのにな……あれ? ……あれ?」
熱病に犯されたかのように譫言をぶつぶつ言いながら、
モニターに体をがんがんぶつけるまさお。
竹本「あれ? モニターの調子が悪いんかな?」
一向に気にせず、モニターに何度も入ろうとする。
そんな非日常の世界に、暴力を以てして日常を叩き込む男が一人!
渡辺「オウラァッ!!」
迫力満点、本職と見紛うドスの利いた顔を晒しながら、
スチール椅子を手に登場した渡辺。
登場から早速怒り心頭だ!
渡辺「出てこいまさお!
次のゲーム、全年齢だから、
テメーはエロゲーキングをやめ……」
竹本「あ、来た来た!そろそろ入れそうっ、
もうすぐそっちへ行くから待っ…」
渡辺が来たにもかかわらず、エロゲー世界へのダイブインを試みるまさお。
どこからが境界線かわからないが、そろそろ日常の境界線を越えようとするその時…。
渡辺「チェストォッ!!」
渡辺の怒りの鉄槌が、現実逃避しようとするまさおの頭上に降り注ぐ!
まさお「んっ、どうしたんッスか?」
しかしまさおは、背後から殴られても
いつものわざとらしい驚き方というマイペースっぷり。
不愉快ここに極まれり。
呆れる渡辺だが、本来の目的を思い出し、まさおに宣告をする。
渡辺「次のゲーム、全年齢だから、
テメーはエロゲーキングをやめ……」
まさお「あっはぁん? 全年齢?
そんなもん餓鬼のするもんッスよぉ〜。
そんなもん作ってどうするんッスか」
不愉快な表情で、渡辺を嘲笑するまさお。
渡辺の怒りゲージも溜まる一方だ。
渡辺「どうするっておまえ……。
いいからエロゲーキングをやめろ!」
まさお「あっはぁん? やめられませんなぁ〜。
わかったら帰ってくれません?
自分、モニターの向こうに行くのに忙しいんで。
あっ、向こうにいる時は携帯の電波は
届かないんで四六四九」
渡辺「……ダメだ。こいつ、終わってる」
そして再びダイブインに戻るまさお。
その表情からは最早一片の曇りすら見受けられない。
渡辺「いったいどうしたら…あっ!」
人間として対応に困った渡辺に、ある一計が思い浮かんだ!
渡辺「テメーちょっと来い」
まさお「だからモニターに入るのに
忙しいって言ってるじゃ……」
渡辺の恫喝にも屈しない(聞かない)まさおに、
今度こそ本気の実力行使が襲いかかる!
渡辺「キャオラッ!」
まさお「ぐっ!ぐはあっ…」
渡辺の掌底が竹本の顎を打ち抜いた。
あっさりと沈んだまさおを担いで、
渡辺は悠然と夜の街を歩き出した。
数時間後、早朝、江ノ島。
美しい早朝の江ノ島に、
汚い男達の咆哮がこだまする!
まさお「ひいっ、お助けっ、後生ッ!」
渡辺「うるせえっ、来いっ!」
気が付いて身の危険を察したまさおをひっ掴み、
渡辺はまさおを海岸へと連れてくる。
まさお「どこッスか、ここはどこッスか?」
渡辺「ここは砂浜じゃ!そして聞いたところによると、
フグ毒から回復するには、身を砂浜に埋めると良いらしい」
まさお「ふっ、フグウッ!?」
渡辺「そうだ、それと同じくキサマの
エロゲー毒を抜く手段は、
母なる海と父なる大地がせめぎ合う
砂浜に埋めることのみ!」
信じがたい理論を以てまさおに襲いかかる渡辺。
しかしまさおは他のところで不安を増長させていた!
まさお「俺の体からエロゲー分を抜いたら、
たっ、大変なことに……」
しかし、まさおの不安を余所に、
すでに計画は実行されていた!!
渡辺「うるせぇ、見ろ!
もう穴は掘られているんじゃ、観念せいや!」
もがく竹本まさおの眼前で黙々と万魔殿にまで届かんばかりの穴を掘り続ける面々ッ。
まさお「い、嫌だ、助けてっ!
俺のアイデンティティーがあっ!!」
命よりも先に存在意義を気にするまさお。
猫は死んでも皮を残すように、まさおもまた死してエロゲーキングとして生き続ける。
しかし、今サークルに求められるのは、彼ではなかった!
そしてついに穴が完成した!
渡辺「ふはっははは、ほれほれ、大きいのう、大きいのう、
お前が入るのに丁度いい穴だのう、見事だのう」
まさお「う、うわあっ、穴、こんな穴嫌だ、
もっと違うのがいいっ」
こんな状態になってもエロ屋としての誇りを忘れないまさお、立派だ!
だが!
まさお「うおおおっ!やめてくれえっ!」
竹本が穴に落とされたッ! そして埋められたッ!
まさお「うおおおっ!ぎゃああああっ」
まさお「ひっ、ひいいっ、埋められちゃった、
埋められちゃったようっ、どうしたらええんべさ、
これじゃ身動きがとれんべさ」
方言のようなつぶやきを残しながら、
まさおは不安に恐れおののく。
渡辺「ぐふふ、見事穴に埋まったようだな」
渡辺は満足げに頷くと、まさおの毒を消し去る儀式を開始した。
渡辺「ナイトメアー」
まさお「な、なにをっ…」
まさお「うわあっ、や、やめてくださいっ!」
渡辺「浄化じゃあ〜浄化するんじゃ〜」
男色ディーノの必殺技をアレンジした儀式により、
まさおのエロ分は完全に抹消された!
まさお「も、もうだめヅラ、これで俺もエロゲーキングとして生きていけない…」
むせび泣くまさお。
その顔には最早、一片の生気も残されてはいなかった…。
誰もがまさおのアイデンティティーの消滅を確信した、その時。
!
!!
!!!
ぜんねんれいキングに
なってしまった!
とろけるようなふんわり卵の笑顔を作った瞬間、竹本の全身から地中に向かってなにかが噴出した。
それと同時にオルゴンエネルギーの凝縮体によるオモシロ現象が大発生。
集合無意気が具現化し、竹本の頭にまばゆき王冠が!
渡辺「まっ、まさおっ!?」
これには、さすがの渡辺も驚かざるをえなかった!
まさおはそんな渡辺を尻目に、悠々と穴から脱出する。
まさお「うーん、すっきりした!
なんだかとても、すがすがしいきぶんだよ!」
口調までも全年齢ぽくなったまさお。
我らの地球が、竹本をエロゲーキングから全年齢キングへと変えた奇跡の瞬間だっ!
ありがとう、僕らの地球ぅッ!
穴から自力で脱出すると、渡辺が満面の笑みを浮かべて駆け寄った。
渡辺「おめでとうッ!」
両手を広げて走り寄った渡辺。
渡辺「これでサークルも安心じゃ、
全年齢キングならお子様からお年寄りまで安心じゃ、
誰にも恥ずかしゅう思いをせずに済むんじゃあ〜」
これで半端マニアソフトも一安心。
富も名声も思うがまま全年齢サークルの仲間入りじゃあ!コンシューマ化じゃあ!
しかし…。
まさお「なんだきみは、
そんなきたないこころではずかしくないのか!」
渡辺「えっ、ちょっ…ま、まさお?」
渡辺の抱擁も全年齢オーラに阻まれて実行出来ない!
もがく渡辺に、まさおはムカつく口調で更に続ける!
まさお「しかたない、ぼうりょくにうったえるのは
さけたかったのだが…」
渡辺「なっ…!」
渡辺を片手でつまみ上げると、
まさおは渾身の力を込めて鉄拳を放った!
ビシイイイイイイイッッ!!!
渡辺「ぐっ!ぐはあっ…」
謎のオーラをまとったパンチでぶちのめす竹本ッ!
地獄のフタが音を立てて開いたッ。
まさお「きみたちもまとめて
キレイにしてさしあげようじゃないか」
半マニ一同「ひっ…、後生ッ!」
ビシイイイイイイイッッ!!!
竹本のパンチでその場にいた全員が吹っ飛んだ!
まさお「ぼくが ぜんねんれいキングだっ!
18きんゲームはぼくがつぶす!
あいあむソフリンッ、あるいはセサッ!」
竹本の宣言が空の青と海の青に溶け込んで消えた。
日本中のエロゲーメーカーが竹本の拳でつぶされてしまうというのか!
たった一人の人間に日本の文化が潰されてしまうというのか!
さあ、ロックンロールのはじまりだ。
完
すみません。
今回は初めて舞台が相模原以外へとスケールアップしましたが、
やってる事はいつも以上に半端そのものとしか言い様がなく、
出来上がってみて改めて、芸風の狭さに唖然とする我々一同でした。
実は企画段階ではいつもまさおが痛めつけられているので、
たまには渡辺さんや他スタッフが痛めつけられるのもアリかと言っていたのですが、
その方向の企画がまとまりそうになった瞬間、
「それだと俺がひどい目に遭わないから駄目です」
と言いきったまさおは本当に格好良かったです。大好きだ、まさお。
でもお前の人生はそれでいいのか。
あ、そういや今回のグッズ紹介するのを忘れてました。
もうほとんどの方がお察ししていると思いますが(笑)、
今回はこれを頒布させていただきます。
王冠
HMSKING-001
◆王冠です。作りはショボ目です。
◆ハンズで売ってそうですが、業者さんから買ってます。
◆江ノ島の砂が付着している可能性があります。
◆持っていても何の効力もありません。
※現品限り
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さて、今回はこの全年齢キングゆかりの王冠を頒布致します。
キングだから王冠、という小学生センス丸出しのグッズではありますが、
部屋の邪魔者としてかわいがって頂ければ幸いです。
忘年会シーズンにも最適ですよ?今年は後一日しか無いけど。
ちなみに、玉璽と同じく、入手したからと言って半端に対しての効力・権力その他は
一切ございませんので、予めご了承くださいませ。
今回も王冠にはイラストを描いて頂きました。
体験版ver.2.0ではもっとも目立っている(はずの)小野瀬霧を、
メイン原画の秋雨前線さんが描いて下さいました。
秋雨さん、ありがとうございましたー!
そして気になるお値段は…?
▼理由
スコップとかの購入費を含めると
今回も見事に赤字でございました。
ではでは、コミケ3日目、西地区 れ−60aでお会いしましょう!
<おまけ>
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壁紙02
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